ワット・ビット連携(2):デジタルツイン x AI x ワット・ビット

デジタルネイティブな社会インフラの設計・実装・運用は、サイバー空間に閉じることなく、リアル空間に急展開されようとしている。 デジタルインフラは、データ連携とAIおよびロボットの存在を前提とし、さらに、エネルギーインフラと通信インフラの広域環境での新しい生態系を産み出そうとしている。 AIが急加速させつつあるデータセンター産業の大変革の複雑モデルともいえる「ワット・ビット」 概念の導入と、デジタルツインと結合したスケルトン&インフィル型の疎結合型ライフタイム・スマート不動産の創生であり、巨大な新産業・新インフラビジネスの可能性を持っている。
<要旨>

●スマートシティ デジタル実装コミュニティの成果 ●リアル空間のデジタルツイン基盤 ●デジタルツイン システムの設計と実装

  • AI/生成AI
  • ネットワーク
  • ワット・ビット連携
Speaker

NTTアーバンソリューションズ(株)

執行役員
デジタルイノベーション推進部長

上野 晋一郎

1991年4月日本電信電話(株) 入社。 2012年日本電信電話(株)技術企画部門サービス基盤戦略 統括部長兼プロキュアメント戦略統括部長・国際調達室長、2015年日本電信電話(株)理事 研究企画部門R&D推進統括部長、2019年6月からNTTアーバンソリューションズ(株) 執行役員 デジタルイノベーション推進部長、品川港南 2050 プロジェクト推進室次長、NTT都市開発(株) 取締役 。 NTTグループで街づくり×デジタルを推進、日本初のスマートシティISO37106の取得に努めるなど、竣工後もデジタルを活用し成長し続ける街づくりを実現することをめざし、様々な街づくり案件で街づくり×デジタルの企画/実装/運用を統括。

Speaker

NTTコミュニケーションズ(株)

スマートシティ推進室
室長

塚本 広樹

NTT再編によりNTTコミュニケーションズに移り、法人事業におけるB2B2Xビジネスの創出を担当。大手ISP・データセンタ事業者向けITアウトソーシングサービス立ち上げ、関西地区の交通事業者向け電子マネー用クレジット決済サービスの開発、大手住宅メーカーのホームICTサービス事業開発支援、総合電機メーカーとのクラウド事業協業等に携わった。 現職ではCASE時代におけるモビリティ業界のセールス・新規事業の立ち上げや、デジタルツイン実現に向けたスマートシティ事業を担当。

Speaker

(株)竹中工務店

情報エンジニアリング1グループ
専任副部長

粕谷 貴司

2008年の入社以来、建築とITの融合分野で幅広く活動している。2017年からは東京大学大学院で社会人学生として、BIMと建物設備システムの融合研究に取り組む。 2022年からは情報処理推進機構デジタルアーキテクチャ・デザインセンターにて、スマートビルの普及促進を担う。建築情報学会副会長、東大グリーンICTプロジェクトステアリング委員。

Chair

東京大学大学院

情報理工学系研究科
教授

江崎 浩

1987年 九州大学 工学部電子工学科 修士課程 了。 (株)東芝 入社。 1990年より2年間 米国ニュージャージ州 ベルコア社、1994年より2年間 米国ニューヨーク市 コロンビア大学にて客員研究員。 1998年東京大学 大型計算機センター助教授、2001年東京大学 情報理工学系研究科 助教授。2005年より現職(東京大学 情報理工学系研究科 教授) WIDEプロジェクト代表。 MPLS-JAPAN代表、JPNIC(日本ネットワークインフォメーションセンター)理事長、東大グリーンICTプロジェクト代表、日本データセンター協会 副理事長/運営委員会委員長、IPTVフォーラム理事長、JNSA(日本ネットワークセキュリティー協会)理事長、CSAJ(日本クラウドセキュリティー協会)会長。 工学博士(東京大学)。

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